当院では心療内科、精神科に関連するご病気について診療させていただきます。
当院は完全予約制となっております。まずは下記の番号までお電話いただき、ご予約をお取り下さい。
phone025-378-3696
現在のところ、再診の方のみインターネットからの御予約および御予約変更を承っております。
ただし、最終受診後90日以上経過された方につきましては、新患扱いとなる可能性がありますので、お電話のみの受付とさせていただきます。
人格検査・発達検査等、臨床心理士による検査の御予約が入っている方は、WEBから予約変更されますと検査は自動的に中止となります。
検査と合わせて予約を変更なさりたい場合には、お電話いただきますようお願い致します。
主に以下のような病態を扱うことが多いと思われますが、ご自分がどういった状態にあるのか分からないこともあるかと思います。
そのような場合もお気軽にお電話ください。
気分が沈む、物事に興味がわかない、楽しめないといった症状をはじめ、やる気が出ない、眠れない、食欲が出ない、自分を責めるなどの症状が見られます。
これらの症状がたくさん揃っている場合もあれば、一部だけの場合もあり、程度の違いも様々ですが、そのうち一定の基準を満たしたものが「うつ病」と呼ばれることになります。
本人にその素質があって発症する場合もあれば、強いストレス、性格、能力、発達障害、認知症などを背景としてうつ状態となることもあります。
抗うつ薬で治療しますが、最近では背景にある要因の方が本質的な問題であることも多く、何を背景にどういう経緯で発症したのかを正確に評価することが重要です。
不安で落ち着かない、焦るといった症状を中核とし、それが基でドキドキする、吐き気がする、めまい、血の気が引く、汗が出るなどの症状を伴うことがあります。
うつと並んでよく見られる症状であり、うつ状態の時に不安症状が出ることもあります。パニック障害や社交不安症なども不安障害に分類される病気です。
抗不安薬やSSRI(抗うつ薬の一種です)で治療を行います。
幻覚や妄想の見られる代表的な病気として統合失調症が挙げられますが、それ以外にも幻覚・妄想を呈する病態があります。
うつ病では時にネガティブな内容の妄想(「重い病にかかってしまった」「お金がない」「罪深いことをしてしまった」など)が出現することがあります。
また、認知症でも幻覚妄想が見られることがありますし、極度のストレス反応や、身体疾患、薬物の影響などで出現することもあります。
はっきりしたストレス要因があって調子を崩してしまった状態です。
心療内科クリニックでは、かなり多く見られる病態です。うつ症状か不安症状、あるいはその両方の症状が出現することが多いです。
薬で症状を軽減させることもある程度は有効ですが、それ以上にストレス要因をどう処理するかが重要です。職業上の問題であれば、休職や業務変更などが必要なこともあるでしょう。
ご本人を取り巻く状況に合わせ、できるだけ有効かつ現実的な方法を模索します。必要に応じて診断書発行も可能です。
一言で不眠と言っても、寝つきが悪い、夜中に何度も起きてしまう、朝早く目が覚めてしまう、など症状のタイプは様々です。
また単に眠れないだけでなく、うつや不安の結果として不眠という症状が出ることもよくあります。
いずれにしてもいわゆる睡眠薬で治療可能ですが、その原因と症状のタイプ、程度などを考慮しながら慎重に投薬すべきです。
上記のほかにも、様々な症状があります。身体的な不調で苦しいのに検査で異常が出ない「身体化症状」を訴える人はよくいらっしゃいますし、手洗いや確認行為をやめられない「強迫性障害」も時々見られます。また既に述べましたが、認知症は様々な精神症状を併発することがあります。
最近では自ら(あるいは周囲の人に指摘されて)発達障害やADHDを調べてほしいと受診する人も多く見られます。発達障害はそれ自体が「生きづらさ」という問題にもなり得ますし、結果としてうつや不安を引き起こしてしまうこともあります。これはパーソナリティ障害や知的障害にも言えることです。
女性の方で、情緒の不安定さやイライラを訴えて来院され、話をよく聞くと月経周期に連動しているということがあります。月経前気分不快障害は婦人科的アプローチが基本ですが、精神科での薬物療法でうまくいく方も相当数いらっしゃいます。
病気の種類にかかわらず、精神科の薬にどうしても抵抗感を払拭できず、漢方薬を希望される方がいらっしゃいます。
有効な薬を飲んでいただきたいという思いはありますが、心の病を持つ人に無理強いしても良い結果は得られないと私は考えています。
実際、漢方薬で楽になったという方もいらっしゃいますし、とりあえず漢方薬を飲みながら診療を重ね、信頼関係が構築されるとやがて向精神薬を内服できるようになるというケースもあります。
漢方薬をご希望であれば、遠慮なくおっしゃってください。
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